ここでは育児休業取得者の業務代替者を確保した際に適用となる助成金についてお伝えします。
両立支援等助成金 育児休業等支援コース
(代替要員確保時)
制度概要
育児休業等支援コース(代替要員確保時)とは、育児休業取得者に育児休業を取得・原職復帰をさせ、その間育児休業取得者の業務を代替する要因を確保し、業務を遂行した事業主に対して助成する制度です。
支給要件
対象となる労働者
・雇用保険に加入し、支給申請日まで雇用保険被保険者として継続して雇用していること
・事業主または取締役の3親等以内の親族でない方
・育児休業申出書を事業主へ提出していること
・子の出生日が確認できる資料を提出できること
(母子手帳(子の出生届出済証明ページ)、子の健康保険証、住民票など)
・連続3か月以上の育児休業を取得し、原職復帰していること ※育休取得者
・育児休業取得者と同じ事業所・部署で勤務し、概ね同等の労働時間であること ※代替者
対象となる事業主
・助成金の制度を理解し、虚偽なく実施・資料準備を行っている事業主であること
・労働保険料を遅滞なく納入していること
・雇用保険適用事業所の事業主であること
・勤怠、給与の管理と整備を行っていること
・一般事業主行動計画を策定・届出し、行動計画を両立支援のひろばに公表すること
・育児休業取得者に、休業前の職務(原職等)に復帰させていること
・育児休業取得者の代替業務を、新たに雇入れまたは同僚等の労働者を代替要員として確保した事業主であること
支給額
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支給額 | 支給人数/回数 | |
---|---|---|
代替要員確保時 | 47万5,000円(60万円) |
1年度延べ10人、5年間 (くるみん認定を受けた事業主は、令和7年度まで延べ50人を限度に支給します) |
()内は生産性向上が認められる場合の額
-
有期雇用労働者加算
育児休業取得者が有期雇用労働者の場合に加算されます